電車の中でも町中でもテレビのCMでもネットでも、アイフルの広告を見ない日はないのではないかというほどよく見ます。
しかし、ピンチの時に役立つアイフルのカードローンの利用方法をしっかり理解している人はどれくらいいるのでしょうか?
「消費者金融なんて・・・」と頭から決めつけて近づこうともしない人か、「とにかく借りることができればいい!」と闇雲に消費者金融の申込や借入を繰り返すような人のどちらかが多く、適切な利用方法を知っている、考えている人はほとんどいません。
アイフルのカードローンはただの「借金」に過ぎず、常識的に返済すればそれほど怖がる必要はありません。しかし、返済の見通しもなく借入を繰り返すと、当然ながら家計を長い間苦しめる原因になってしまうことも事実です。
そもそもアイフルのカードローンはどういった仕様になっているのか、どのようなメリット・デメリットがあるのか、そしてどのような手続きでお金を手にできるのか。この辺りを、カードローンを利用したことのない方に向けてわかりやすくご説明します。
アイフルの概要
まずは、アイフルのカードローンの金利や限度額(借りられる上限額)など、概要についてご紹介します。
限度額は最大500万円までと上限がありますが消費者金融のカードローンは年収の3分の1までと法律で決められています。大きな融資をご希望の場合には適していないと言えます。
アイフルの基本情報
アイフルのカードローンの基本情報は、以下の通りとなります。
実質年率 | 4.5~18.0% |
限度額 | 1000円~500万円 |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日間 |
申込方法 | インターネット、電話、来店(自動契約機・店頭窓口) |
審査時間(最短) | 最短30分 |
融資までの時間(最短) | 最短1時間ほど |
借入方法 | 口座振込、店頭窓口、アイフルATM、提携ATM |
返済方法 | 振込、口座振替、店頭窓口、アイフルATM、コンビニ |
申込対象者
年齢が満20歳以上69歳であり、定期的な収入と返済能力を持っていることです。
具体的には、給与所得者、自営業者、パート・アルバイト、派遣・出向・嘱託社員、学生となります。「定期的な収入と返済能力を持っている」というのが鍵で、収入のない専業主婦は(仮に配偶者の収入が高くても)借りることはできません。
返済能力については、申込後に入力内容や信用情報を見て審査されます。震災の詳細については、こちらのページを参照してください。
アイフルのメリット
まずは、アイフルの持つメリットをご紹介します。
商品が豊富
最大のメリットは、消費者金融として用意している商品が豊富なことではないでしょうか。
通常のカードローン(キャッシングローン)に加えて、複数社の借入を一本化するための借り換えローン(かりかえMAX)やおまとめローン(おまとめMAX)、女性向けのローンである「SuLaLi」、その他目的別ローンなど、申込対象者の年齢や属性、お金の使い道などに応じて選択肢が多く設けられています。
選択肢が多いということは、その分お金に関して自由度が高まるということです。冠婚葬祭や医療など、生活におけるちょっとした「入り用」の時に賢く役立てることができます。
女性専用カードローンのSuLALi
一般的に消費者金融というと男性的なイメージがありますが、アイフルは女性の利用しやすさに配慮している企業です。
例えば、すぐ上でも触れましたが、豊富な商品ラインナップの中に「SuLaLi」という女性専用カードローンがあります。
これは人に見られないよう来店せずに契約できたり、使いすぎないよう限度額10万円に設定されていたりと、手軽な利用をとことん意識した商品設計のカードローンです。
また、それ以外の商品を含めて、女性専用の新規申込用フリーダイヤル(0120-201884)が用意されています。
手続きを同性のオペレーターと一緒に進められるので、少しだけでも精神的な不安感なく進められるはずです。
初回利用時には30日間無利息サービス
初回利用者については、契約日の翌日から30日間無利息となるサービスを展開しています。この間返済したお金については、利息ではなくまるまる元金の返済に充てられます。
無利息期間が終了するまでに全額返済し終えることができれば、本当に利息なしでお金を借りられたのと同じこととなります。これは大変お得なサービスです。
審査が最短30分!
アイフルを含めた最近の大手消費者金融では、審査のスピードアップが著しいです。アイフルでは、ホームページ上で「最短30分」で審査することをアピールしています。
もちろん、申込内容に不備があったり、混雑している時間帯に申し込んだりと悪条件が重なることで、数時間かかるケースもあります。
来店しなくても即日融資可能
申し込んだその日にお金を手にする、いわゆる「即日融資」が可能となっています。
融資方法には「ローンカードでATMからお金を引き出す」と「銀行口座にお金を振り込んでもらう」の2通りがありますが、どちらの方法でもそくじつ融資は実現できます。
ただ、実現させるためには申込時間や手続時間の期限を意識する必要があります。具体的な内容については、後ほどご説明します。
アイフルのデメリット
残念ながら、どんな消費者金融でもデメリットは存在します。アイフルもいいことずくめというわけではなく、注意点がありますので挙げておきましょう。
金利が高い
これはアイフルだけではなく消費者金融一般について言えることですが、金利が高いというのは否定しようもない事実です。
ちなみに、アイフルの場合4.5~18.0%となっており、もし4.5%で借りることができれば大変ありがたいと思うかもしれませんが、残念ながら数十万円レベルの少額借入の場合や、初回利用時などは18.0%が適用されると考えた方がよいでしょう。
仮に金利が年率18.0%で100万円借りたとすると、1ヵ月当たりの利息は単純計算で1万5000円になります。
仮に毎月3万円返済し続けたとしても、半分は利息に充てられてしまいますから、肝心の元金がなかなか減っていきません。
金利が高いので、みだりに多額の借入をするのはリスクがあります。
借入・返済時に提携ATMだと手数料がかかる
借入や返済方法として、提携した金融機関のATMを利用したときは手数料がかかります。
取引金額が1万円以下であれば108円、1万円超であれば216円です。また、曜日や時間帯によっては金融機関側の利用手数料も追加で発生します。
一回当たりの手数料は数百円で済むかもしれませんが、何度もATMを利用していると数千円、数万円・・・と無視できない金額に膨れ上がることもありますので、注意が必要です。
アイフルのカードローン利用手続きの流れ
メリットとデメリットを理解したところで、いよいよアイフルのカードローンを利用するための流れの説明に入ります。
ここでは、一般的なキャッシングローンの利用を想定して説明を行いますが、借りかえローンやおまとめローンなど他の商品でもだいたい同じ流れです。
必要書類を準備する
申し込む前に、契約の時に必要となる書類を準備しておいた方がスマートです。
本人確認書類として運転免許証・パスポートなど氏名や現住所、生年月日の書かれた書類をどれか一つ用意します。
また、収入証明書として源泉徴収票・住民税決定通知書・確定申告書・給与明細書(直近2ヵ月分)をどれか一つ用意します。
書類の画像データを所定のページにアップロードすることになるので、スマホで写真を撮影しましょう。
申込の前にシミュレーション
申し込む前に、審査に通過する可能性が高いのか低いのか、見通しをつけておきましょう。
こちらのページ(http://www.aiful.co.jp/topics/?cid=PE40H911)から年齢・雇用形態・年収・他社借入金額の4項目を入力するだけで、簡単な診断が受けられます。
また、こちらのページ(http://www.aiful.co.jp/topics/?cid=PH10H010)から利用金額・貸付利率などを入力することで、一回当たりの返済金額を計算することができます。
これらのシミュレーションで契約や返済の見通しをつけておくと、ある程度安心して借入の申込に入れます。
申込方法はネット・電話・来店とよりどりみどり
最初の一覧表にも記載したとおり、申込方法はネット(ホームページ)、電話、来店(店舗・自動契約機)とよりどりみどりです。
好きな方法を選べばよいのですが、やはりおすすめはネットでの申込。24時間365日受け付けていますし、外出や電話(会話)の手間がないので手軽です。
申込内容を基に審査が行われる
さて、申込をするといよいよ審査が行われます。審査時間は最短で30分とされていますが、もちろん申込がたてこんでいるときや入力内容に不備があった場合など、30分より長くかかることもあります。
必要書類を提出して契約手続き
首尾よく審査に通過したとの通知を受け取ったら、契約手続に入ります。
通知メールの中に、書類の画像データをアップロードするページを示した記述があるはずですので、そちらを参照してください。
なお、画像が不鮮明だったり書類全体が撮影できていなかったりと不備がある場合は、再提出を求められることになります。
アップロードする前に、しっかり書類の記載内容をチェックできるようになっているか、画像を再確認しましょう。
振込融資かローンカードでキャッシング
契約が完了すれば、申込の際に選択した融資方法でお金を手にすることができます。
振込融資の場合は、依頼した金額だけ所定の口座の残高が増えているはずですので、あとはそこから自由にお金を引き出して使用します。
カード利用の場合は、ローンカードをATMで利用することでお金を引き出します。
即日融資の条件は?
最後に、申し込んだその日のうちにお金を手にする(即日融資)のための条件をご説明します。
アイフルでも即日融資は可能なのですが、契約方法や融資方法によって時間の制約が異なる点に注意しましょう。
振込融資の場合は平日14時までに振込手続きを済ませよう
外出せずにお金を手にできるのが振込融資のよいところなのですが、カード利用の場合と比べると時間の制約が厳しくなっています。
口座振込は銀行の営業時間内に行われますので、営業時間が終了する前に振込依頼をしないと、その日のうちに振込融資してもらうことはできません。
銀行は平日の9時から15時に営業しているため、平日14時頃までには振込依頼を終えておきたいところです。
ここから逆算すると、申込は遅くとも12時過ぎ、できれば余裕を持って午前中には申し込みましょう。
自動契約機利用なら20時頃までに申込を済ませよう
カード利用の場合は、とにかく自動契約機の営業している間にカードさえ受け取れば、あとは提携ATMで24時間お金を引き出せるようになります。
自動契約機の営業時間は、曜日を問わず8時から22時(一部異なる店舗もあります)。
したがって、20時頃までに申込を済ませられれば、その日のうちに契約・カード発行までこぎつけられる可能性が高まります。
平日夜間や土日・祝日に即日融資で申込を行う場合は、必ず融資方法をカード利用にしましょう。
まとめ
アイフルは大手消費者金融の一つとして、豊富な商品ラインナップと親切な申込・問い合わせシステムを用意して初心者の借入のしやすさに配慮を行っています。
審査は最短30分で終わるなど手続もスピーディですので、急にお金が必要になったときでも即日融資が可能となっています。
事前に「1秒診断」や「返済シミュレーション」をチェックして、見通しをつけてから申し込むようにするのがおすすめです。