マネーフォワード ME 無料の制限【2026年】連携4件・閲覧1年と有料の料金

マネーフォワード ME 無料の制限【2026年】連携4件・閲覧1年と有料の料金
2026年9月時点

マネーフォワード ME の機能・制限・料金は、2026年9月23日に公式サイトと公式ヘルプで確認した内容です。料金は決済方法によって異なり、改定されることもあるので、申し込む前にアプリ内や公式サイトの表示を確かめてください。

マネーフォワード ME を無料で使っていると、「連携できるのは4件まで」「1年より前の家計簿が見られない」という制限にどこかでぶつかります。無料版で何ができて、何が制限されるのか。プレミアムにするといくらかかるのか。比較サイトの数字は古いことも多いので、この記事では公式サイトと公式ヘルプに書かれている内容だけを、確認日つきで表にしました。

そのうえで、制限は気になるけれど月額590円を払うほどではない、という人の選択肢も整理します。連携を4件に絞る運用、連携を使わずに手入力とレシート撮影で回す運用、そして口座連携そのものを持たない端末保存型のアプリに移す運用の3つです。

先に結論

  • 無料版の主な制限は「連携4件まで」「データ閲覧は過去1年分」「一括更新・CSVダウンロード・広告非表示は不可」「グループは1件」の4つです。
  • 連携の4件は「自動取得の口座」だけを数えます。手入力の口座は数に入らず、銀行1つに複数口座があっても1件です。
  • プレミアム(スタンダードコース)の料金は、Web版のクレジットカード決済で月額540円・年額5,940円、iOS・Androidのアプリ内課金で月額590円・年額6,490円です(2025年8月5日改定)。
  • 5件以上の連携を毎日見たい、去年と今年を並べて比べたい人はプレミアムが向いています。連携先が4件以内で、月に数回見るだけなら無料版で足ります。
  • 連携が要らないなら、手入力とレシート撮影だけで回すか、端末保存型のアプリに移す手もあります。

マネーフォワード ME の無料版でできること

まず、無料版で何ができるのかを公式の機能比較表で確かめます。

無料版でも使える主な機能

  • 銀行・クレジットカード・電子マネー・証券・ポイント・通販などの自動取得(連携)を4件まで登録し、明細を自動で取り込む
  • 手入力の口座を作って現金の支出を記録する(手入力口座は連携数に数えません)
  • iOS・Androidのアプリでレシートを撮影して記録する(iPadは非対応)
  • 取り込んだ明細のカテゴリ分け、月ごとの家計簿と過去1年分の閲覧
  • グループ(用途別の家計簿)を1件作る

つまり「口座を4件までつないで、あとは手入力とレシートで補う」使い方なら、無料版で一通りのことができます。レシート撮影の公式ヘルプにも、会員種別による制限は書かれていません。

無料版の制限を一覧にする(公式の機能比較表から)

次に、無料会員とプレミアム(スタンダードコース)で何が違うのかを一覧にします。出典は公式サイトの「プレミアムサービス機能比較表」と公式ヘルプの各記事です。

項目無料会員スタンダードコース補足(公式ヘルプより)
連携可能数4件まで制限なし2022年12月7日に10件から4件に変更
データ閲覧可能期間過去1年分制限なし取得済みのデータが対象。無料版のデータも可能な限り保管する方針
連携口座の一括更新不可モバイルSuicaや携帯キャリアなど一括更新の対象外もある
連携口座の自動更新頻度記載なし高いプレミアムは無料会員より頻度が高いとだけ書かれている
CSVダウンロード不可入出金履歴を1年ごと・1か月ごとに書き出せる
広告非表示不可自社・関係会社などの案内は有料でも表示される
グループ作成1件まで制限なし家計用・事業用など用途別の家計簿
カードの残高表示不可次回引き落とし額と残高不足の通知はプレミアム限定
資産内訳・推移グラフWeb版は不可。アプリ版は1か月・3か月・6か月のみ全期間の推移はプレミアム限定

表を見ると、無料版の制限は「たくさんつなぐ」「長く比べる」「まとめて更新する」「外に出す」の4方向に集中していることが分かります。逆に、記録そのものや、直近1年の閲覧には制限がありません。

クレポン
クレポン

4件って、銀行の普通と定期で2件になっちゃうの?そこが一番気になる。

とくに効いてくる3つの制限の中身

一覧のうち、実際に使っていて困りやすいのは「4件」「1年」「一括更新とCSV」の3つです。それぞれ、公式ヘルプに書かれている細かい条件を確かめます。

連携4件の数え方

公式ヘルプ「金融関連サービス連携数はどのように数えられていますか」によると、数えるのは自動取得の口座だけで、手入力の口座は含みません。数え方の例は次のとおりです。

  • 銀行を連携して普通口座と定期口座の両方が取り込まれても、その銀行で1件
  • クレジットカードを連携して付帯のポイントも自動で取り込まれても、カードで1件
  • 通販を連携して付帯のポイントやギフトカードが取り込まれても、通販で1件
  • ただし一部の銀行は追加の連携が必要なため2件として数えられる

5件以上つないでいる無料会員は、表示する4件を選びます。選ばなかった口座は「連携数の上限を超えた口座」として残り、明細が非表示になるだけです。選択中の口座を3件以下に減らすか、プレミアムに登録すると再び表示できます。

データ閲覧「過去1年分」の意味

公式ヘルプ「データの閲覧可能期間について教えてください」では、無料版は過去1年間のデータを閲覧でき、対象は取得済みのデータだとしています。プレミアムには閲覧の制限がなく、保存されているデータをすべて見られます。

大事なのは、無料版のデータも可能な限り保管する方針だと明記されている点です。1年より前の家計簿は「消えた」のではなく「表示されない」状態で、プレミアムに登録すると制限が解除されて見えるようになります。逆にいえば、無料のままでは去年の9月と今年の9月を並べて比べることはできません。

一括更新とCSVダウンロード

無料版では連携口座を1つずつ手動で更新します。プレミアムはボタン1つで全部の連携先を更新でき、自動更新の頻度も無料会員より高いと書かれています。ただし、モバイルSuicaや携帯キャリアなど一括更新の対象外は有料でも変わりません。

CSVダウンロードはプレミアム限定です。入出金履歴を1年ごと・1か月ごとに書き出せます。無料版のまま別のアプリや表計算に家計簿を移したい場合、公式の手順ではデータを書き出せないことになります。乗り換えを考えているなら、家計簿アプリの乗り換えで持っていけるデータ・いけないデータも合わせて読んでください。

プレミアムの料金(Web版とアプリ内課金で違う)

プレミアムサービスには「スタンダードコース」と「資産形成アドバンスコース」の2つがあり、料金は申し込む場所で変わります。公式ヘルプ「プレミアムサービスの料金について教えてください」に、決済方法ごとの金額が載っています。

コース・プランWeb版(クレジットカード決済)iOS・Android(App Store/Google Play決済)
スタンダード 月額540円590円
スタンダード 年額5,940円6,490円
資産形成アドバンス 月額980円980円
資産形成アドバンス 年額10,700円10,700円

いずれも税込で、2026年9月23日時点の公式ヘルプとApp Storeの「App内課金」欄で確認した金額です。スタンダードコースは2025年8月5日に料金が改定され、アプリ内課金の月額が590円、年額が6,490円になりました。資産形成アドバンスコースの改定はありません。

同じスタンダードでも、Web版から申し込むと年額で550円安くなります。月額プランを1年続けると、Web版は6,480円、アプリ内課金は7,080円で、年額プランより高くなる点も公式ヘルプに注記があります。初めて登録する人は30日間の無料トライアルがあります(過去に登録したことがある人は対象外)。

資産形成アドバンスコースは家計簿目的なら不要

アドバンスコースで増えるのは、配当の履歴・予測、資産のタグ付け、Myポートフォリオ、株式の業種別内訳など投資の管理に関する機能です。家計簿の制限を外すことが目的なら、スタンダードコースでそろいます。他の家計簿アプリの有料プランと並べて見たい場合は、広告なしで安い家計簿アプリの料金比較が参考になります。

プレミアムが向いている人・無料版で足りる人

ここまでの事実を使い方に当てはめて整理します。自分の使い方がどちらに近いかを見るための表です。

使い方向いているのは理由
銀行・カード・電子マネー・証券など5件以上をまとめて見たいプレミアム無料版は4件を選ぶ必要があり、残りの明細は非表示になる
去年の同じ月と今年を並べて比べたいプレミアム無料版は過去1年分しか表示されない
毎朝1回、全部の口座を最新にしたいプレミアム一括更新はプレミアム限定
家計簿のデータを表計算や別アプリに出したいプレミアムCSVダウンロードはプレミアム限定
連携先は銀行1〜2件とカード1〜2件で十分無料版4件に収まる。手入力口座は数に入らない
見るのは月に数回、直近の数か月だけ無料版閲覧1年・手動更新でも困らない
現金の支出が多く、レシートと手入力が中心無料版、または連携なしのアプリ連携の枠をほとんど使わない

上の4つに1つでも強く当てはまるなら、月額540円〜590円は「制限を外す費用」として納得しやすい金額です。下の3つなら、無料版のままか、そもそも連携が要らない可能性があります。

クレポン
クレポン

ぼくは銀行1つとカード1枚。連携は2件で余ってるのに、1年前が見えないのだけ引っかかるんだよね。

制限は気になるが有料にするほどでもない人の選択肢

「連携数は足りているのに1年の壁だけが気になる」「連携は便利だけど月590円ほどの価値は感じない」という人には、次の3つの運用があります。

選択肢1: 連携を4件に絞り、残りは手入力にする

いちばん手間が少ない方法です。給料の入る銀行、メインのカード、よく使う電子マネーなど、明細の多い順に4件を選びます。使う頻度の低いカードやポイントは手入力口座にするか、記録をやめます。

  1. Web版の「登録済み金融機関」で、いま何件が数えられているかを確認する
  2. 月の明細が多い順に4件を残し、それ以外は連携を外すか「連携数の上限を超えた口座」のままにする
  3. 外した口座の支出は、必要なものだけ手入力口座に記録する

選択肢2: 連携を使わず、手入力とレシート撮影で回す

現金払いが多い人や、カードの明細を家計簿に自動で流し込まなくてもよい人は、連携をゼロにしても家計簿は成り立ちます。マネーフォワード ME でもレシート撮影と手入力は使えます。残るのは「1年より前が見られない」「CSVで出せない」の2つだけです。

連携なしで足りるかどうかの判断は、口座連携なしの家計簿アプリで足りる人の条件で詳しく書いています。

選択肢3: 口座連携を持たない端末保存型のアプリに移す

連携を使わないなら、最初から連携の仕組みを持たないアプリのほうが制限を気にせずに済みます。たとえばマネトナリ家計簿は、データをすべて端末の中に保存し、銀行やカードとの連携もアカウント登録もありません。レシートをカメラで撮ると日付・合計金額・店名を読み取って記録し、金額・収支項目・日付の手入力もできます。カレンダーで日ごとの記録を見て、収支項目ごとの円グラフと月ごとの推移で振り返る作りで、閲覧できる期間の制限はありません。CSVはその月と全期間を書き出せて、ZIPでバックアップと復元ができます。

ただし、家族との共有や複数端末の同期、予算の設定やアラートといった機能はありません。「口座は自分で見るから、家計簿は支出の記録と振り返りだけでいい」という人向けの道具です。iOS・Androidで2026年9月時点では近日公開で、詳しくはマネトナリ家計簿の紹介にまとめています。

乗り換えるときに気をつけること

  • 無料版のマネーフォワード ME からはCSVを書き出せないので、過去の明細をそのまま持ち出すことはできません。必要な月だけ画面を見ながら手で写すか、割り切って新しいアプリで最初から始めます。

よくある質問

無料版で5件以上つないでしまったら、データは消えますか?
消えません。表示する4件を選び、残りは「連携数の上限を超えた口座」として明細が非表示になります。選択中の口座を3件以下に減らすか、プレミアムに登録すると再表示できます。
1年より前の家計簿は、プレミアムにすれば見られますか?
見られます。公式ヘルプは、無料版のデータも可能な限り保管する方針で、閲覧制限で表示されていない過去データもプレミアム登録で制限が解除されるとしています。プレミアムをやめると、また過去1年分の表示に戻ります。
プレミアムはWeb版とアプリで料金が違うのはなぜですか?
決済方法が違うためです。Web版のクレジットカード決済はスタンダード月額540円・年額5,940円、App StoreとGoogle Playの決済は月額590円・年額6,490円です。同じアカウントなので、Web版から申し込んでアプリで使うこともできます。
無料版で広告を消す方法はありますか?
広告非表示はプレミアムの機能なので、無料版では消せません。有料にしても自社や関係会社の案内は表示されると公式に注記があります。
無料版のままCSVで家計簿を出す方法はありますか?
公式の機能としてはありません。書き出しが必要になったときだけ月額プランを1か月使い、その間にダウンロードする使い方はできます。

マネトナリ家計簿(近日公開)

レシートを撮るだけで日付・金額・店名を記録できる、端末内保存の家計簿アプリです。口座連携もアカウント登録もなく、入力した家計のデータを運営側に送りません。iOS / Android で近日公開します。

まとめ

マネーフォワード ME の無料版は、連携4件・閲覧1年・一括更新とCSVなしという制限はあるものの、記録と直近1年の振り返りは無料で一通りできます。プレミアムはWeb版で月額540円、アプリ内課金で月額590円で、5件以上の連携と過去との比較が要る人には妥当な選択です。

まずは、いま何件が数えられているかをWeb版の「登録済み金融機関」で確認してみてください。4件に収まるなら無料版のまま、収まらないならプレミアムか連携を使わない運用かを、この記事の表に当てはめて決められます。

参考