おこづかい帳アプリで大人の小遣い管理【2026年】家計簿との違いと月の決め方

PR本ページはプロモーションが含まれています。
小遣いの金額はSBI新生銀行「2024年会社員のお小遣い調査」(2024年6月発表)の結果です。2026年10月時点で同行が公表している最新の回にあたります。アプリの機能と料金は2026年10月に公式情報で確認したもので、価格はストアの表示が正です。
小遣い制にしている人が「今月も足りない」と感じるとき、原因の多くは金額の多い少ないではなく、小遣いの中身が決まっていないことにあります。昼食代、スマホ代、飲み会、趣味。どれを小遣いから払い、どれを家計から出すのかが曖昧なまま、1つの財布から全部払っていると、何に使ったのかが月末に説明できません。
この記事では、家計簿とは別に自分の小遣いだけを記録する「大人の小遣い帳」の考え方を整理し、SBI新生銀行の調査で月の金額の目安を確かめたうえで、自分の小遣いを昼食代から積み上げて決める方法と、項目4つで回す付け方を示します。
先に結論
- 小遣い帳は「自分の自由に使うお金」だけを記録する帳面です。家計簿のように生活費全体を見る必要がないので、項目は4つで足ります。
- SBI新生銀行の2024年の調査では、月の小遣いは男性会社員3万9,081円、女性会社員3万4,921円です。未婚の男性会社員は4万5,779円、子どもがいる共働きの男性会社員は3万3,091円でした。
- 金額は平均ではなく、勤務日の昼食代と毎月必ず出るものから積み上げます。昼食代だけで月1万4,000円前後になるのが一般的な水準です。
- 付け方は「受け取った日に収入として記録」「固定で出るものを先に入れる」「使ったらその日に記録」「週1回、残りを日数で割る」の4つです。
- 足りなくなる月は、昼食の単価、飲み会の回数、増えた定額サービス、年に数回の出費のどれかが原因です。記録があれば1か月で見分けられます。
小遣い帳と家計簿の違い
家計簿は世帯のお金全体を扱います。家賃や光熱費、食費、保険料まで含めて、収入と支出の差を見るための帳面です。一方の小遣い帳は、自分が自由に使ってよいお金だけを扱います。入ってくるのは月に1回の小遣い(と、ときどきの臨時収入)だけで、見る数字も「あといくら残っているか」にほぼ絞られます。
| 比べる点 | 小遣い帳 | 家計簿 |
|---|---|---|
| 記録するお金 | 自分の小遣いと、そこから払う支出だけ | 世帯の収入と支出のすべて |
| 収入の記録 | 月1回の小遣い+臨時収入 | 給料、賞与、副収入など |
| 項目の数 | 4つ前後で足りる | 6〜8つが目安 |
| 主に見る数字 | 残り金額と、1日あたり使える額 | 収入と支出の差、項目ごとの割合、固定費 |
| 誰が見るか | 自分だけ | 家計を管理する人(夫婦なら2人) |
この違いがあるので、家計簿アプリを小遣い帳として使う場合も、家計の記録とは分けておくのが基本です。家計簿をパートナーがつけている家庭なら、家計側には「夫の小遣い 3万5,000円」と1行だけ入り、中身は本人の小遣い帳に記録する、という分担にすると、どちらの記録も軽くなります。
一人暮らしで家計と小遣いの境目がない人にも、この分け方は役に立ちます。給料日に「生活費の口座」と「自分の自由に使うお金」を分け、後者だけを小遣い帳で管理すれば、趣味や交際にいくら使っているかが生活費に埋もれずに見えます。
月の小遣いはいくらが目安か
会社員の小遣いの金額で長く続いている調査が、SBI新生銀行(旧・新生銀行)の「会社員のお小遣い調査」です。1979年から続いており、2024年の回は20代から50代の会社員とパート・アルバイト2,718人がインターネットで回答しています。ここでの「小遣い」は昼食代を含む金額です。
| 区分(2024年) | 月の小遣いの平均 |
|---|---|
| 男性会社員 全体 | 3万9,081円 |
| 女性会社員 全体 | 3万4,921円 |
| 男性会社員 20代 | 4万373円 |
| 男性会社員 30代 | 3万6,196円 |
| 男性会社員 未婚 | 4万5,779円 |
| 男性会社員 既婚・子どもなし・共働き | 3万8,913円 |
| 男性会社員 既婚・子どもあり・共働き | 3万3,091円 |
| 女性会社員 20代 | 4万578円 |
| 女性会社員 30代 | 3万9,444円 |
同じ調査では、勤務日の昼食代は男性709円、女性694円で、男性は2010年の調査開始以来で最も高い金額でした。小遣いの使い道として「必要不可欠」と答えた項目は、男性が昼食代(42.2%)、携帯電話代(25.0%)、趣味の費用(20.9%)の順、女性が昼食代(36.8%)、携帯電話代(32.0%)、身だしなみの費用(31.7%)の順です。小遣いの中で最も大きな位置を占めるのは昼食代だと分かります。
平均は目安になりますが、そのまま自分の金額にはできません。昼食を弁当にしている人と毎日外で買う人では、同じ3万5,000円でも自由に使える額が1万円以上違うからです。
昼食代から積み上げて決める
自分の小遣いを決めるときは、毎月必ず出るものを先に並べ、そこに自由に使う分と予備を足します。調査の数字を当てはめた例が次の表です。
| 中身 | 計算 | 月の金額 |
|---|---|---|
| 昼食代 | 勤務日20日×700円 | 14,000円 |
| 飲み物・間食 | 勤務日20日×150円 | 3,000円 |
| 飲み会 | 月1回×6,000円 | 6,000円 |
| 趣味 | 本、ゲーム、スポーツなど | 8,000円 |
| 予備 | 急な出費やちょっとした贈り物 | 4,000円 |
| 合計 | 35,000円 |
飲み会の6,000円は、調査で男性会社員の外での飲み代が1回平均6,219円だったことを参考にしています。スマホ代を小遣いから払う家庭なら、その分を固定で足します。こうして積み上げると、平均額と比べて多いか少ないかではなく、「この中身ならこの金額」と説明できる小遣いになります。夫婦で金額を話し合うときにも、表があれば感情の話になりにくくなります。
弁当を週3日にすれば昼食代は5,600円ほどに下がり、浮いた8,000円前後を趣味や貯金に回せます。同じ調査でも、男女とも昼食で最も多いのは持参弁当(男性36.7%、女性53.5%)でした。
小遣い帳の付け方は項目4つで回す
小遣い帳の項目は、使い道が見分けられる最小限で十分です。おすすめは次の4つです。
| 項目 | 入れるもの |
|---|---|
| 昼食・カフェ | 勤務日の昼食、コンビニの飲み物や間食、カフェ |
| 飲み会・交際 | 飲み会、友人との食事、贈り物 |
| 趣味 | 本、ゲーム、スポーツ、推し活、定額の動画・音楽サービス |
| その他 | 服、身だしなみ、上の3つに入らないもの |
スマホ代のように毎月同じ額が出るものを小遣いで払っているなら、5つ目に「固定」を作ります。項目をこれ以上増やすと、分類に迷う時間が記録の手を止めます。項目の考え方は家計簿と同じで、家計簿の項目の分け方(5〜8個で足りる根拠と迷う支出の置き場)の「3秒迷ったらその他」の決まりがそのまま使えます。
- 小遣いを受け取った日に、金額を「収入」として記録する。この日が小遣い帳の1か月の始まりになる
- スマホ代や定額サービスなど、小遣いから必ず出ていくものを先に記録する。残った額が今月本当に使えるお金になる
- 使ったらその日のうちに記録する。昼食は職場に戻ったとき、飲み会は帰りの電車でと、記録する場面を決めておく
- 週に1回、残り金額を次の小遣い日までの日数で割り、1日あたり使える額を出す
- 月末(次の小遣い日の前日)に項目ごとの合計を見て、翌月の中身を見直す
4番目の「1日あたり使える額」が、小遣い帳のいちばん実用的な数字です。20日時点で残り9,000円、次の小遣い日まで10日なら1日900円で、昼食代を払うとほぼ残りません。ここで分かれば、飲み会を翌月に回すか、弁当にするかを、財布が空になる前に選べます。
現金とキャッシュレスは「小遣い用」を1つ決める
小遣いを現金、クレジットカード、QRコード決済に分けて払っていると、記録漏れが出やすく、残り金額も合いません。小遣い用の財布、または小遣い用のQRコード決済を1つ決め、小遣いはそこからだけ払うようにすると、アプリの残高と記録の残りを見比べるだけで漏れに気づけます。調査でも昼食代の支払いは現金が男性65.3%で最も多く、次いでQRコード決済36.9%、クレジットカード36.2%と、手段が分かれているのが実態です。現金払いが多い人の記録の工夫は現金派の家計簿アプリの選び方も参考になります。
足りなくなる月は原因を4つに分けて見る
記録が1か月分そろうと、足りなくなった理由がだいたい次の4つのどれかに入ります。
| 原因 | 小遣い帳での見分け方 | 直し方 |
|---|---|---|
| 昼食の単価が上がった | 「昼食・カフェ」を件数で割ると1回800円を超えている | 週2〜3日を弁当か社員食堂にする。単価を下げるより回数で調整する方が続く |
| 飲み会が重なった | 「飲み会・交際」が1か月で2万円を超えている | 月の回数を先に決め、超える分は翌月の枠から出す |
| 定額サービスが増えた | 毎月同じ日に同じ金額の記録が3つ以上ある | 半年使っていないものから解約する |
| 年に数回の出費を小遣いで払った | 結婚祝い、誕生日プレゼント、スーツ代など、1件で1万円を超える記録がある | 家計で払うものか、小遣いから毎月積み立てるものかを家族で決めておく |
4つ目は見落とされがちです。結婚式のご祝儀や同僚の送別会の記念品を小遣いから払った月は、それだけで赤字になります。これは使いすぎではなく、小遣いの範囲が決まっていないことによる不足です。家計で出すものと決めるか、小遣いの中から毎月3,000円ずつ「予備」としてよけておけば、同じ不足は繰り返しません。
調査では、小遣いが足りなくなったときの対応として「使わずに我慢する」が男性58.5%、女性54.9%で最も多い結果でした。我慢で乗り切れる月もありますが、原因が分かっていれば翌月の中身を変えられます。どこに消えたか分からないお金を減らす手順は使途不明金をなくす方法に、つい買ってしまう癖への対策は浪費癖を直す方法にまとめています。
小遣い帳をアプリでつけるときに見る3つの点
小遣い帳は紙の手帳でもつけられますが、毎日持ち歩くスマホで記録できると、使ったその場で入れる習慣が作りやすくなります。アプリを選ぶときは次の3つを確かめます。
- 1件の記録が10秒以内で終わるか。昼食のたびに入れるので、起動から保存までの手数が少ないものを選ぶ
- 項目を自分で4つに作り変えられるか。家計簿向けの細かい項目のままだと、小遣い帳としては迷いが増える
- 家計の記録と分けて、自分だけのものにできるか。人前で開いても金額が目に入らない設定があると安心して使える
たとえばマネトナリ家計簿は、会員登録なしで使え、記録は端末の中に保存されます。家族と共有する機能はないので、自分のスマホに入れれば自分だけの小遣い帳になります。昼食は「ランチ 750円」と話しかければ金額と項目を聞き取って確認画面に入り、レシートがある買い物は撮るだけで日付と合計金額を読み取ります。小遣いを固定収入として、スマホ代や定額サービスを固定費として登録しておけば、その日に自動で記録されます。収支項目は自分で追加・編集できるので、上の4つの項目に作り変えられます。
グラフの貯金タブには「収入−支出」が月ごとに出るので、小遣い帳として使うと、その月に小遣いがいくら残ったかと、その累計がそのまま見えます。設定の「金額を隠す」をオンにすると、アプリを開いたときに金額がぼかされ、押したときだけ表示されるので、電車の中でも開きやすくなります。
まとめ
小遣いが足りない悩みは、中身を決めて記録を1か月続ければ、ほとんどが原因まで特定できます。平均と比べて落ち込むより、自分の昼食代と飲み会の回数から説明できる金額にしておく方が、家族との話し合いもスムーズです。今日やることは、次の小遣い日を確かめて、その日を小遣い帳の1か月の始まりとしてメモしておくことです。
よくある質問
- 小遣いの中に昼食代を含めるべきですか。
- どちらでも構いませんが、家族で決めて固定しておきます。SBI新生銀行の調査の金額は昼食代を含んだ額なので、比べるときは含めた額で考えます。含めない場合は、昼食代を家計の食費として扱い、小遣いは趣味と交際だけの額にします。
- 臨時収入やポイントで払った分はどう記録しますか。
- フリマの売上や副業の収入など、小遣いとして使ってよいお金は「収入」に記録します。ポイント払いは、支払った金額を支出として記録し、使ったポイント分を「その他」の収入として入れておくと、残りの計算が合います。
- 家計簿アプリと同じアプリで小遣いも管理できますか。
- できますが、家計と小遣いの記録が混ざると、どちらの数字も読みにくくなります。家計簿をパートナーがつけている場合は自分のスマホのアプリを小遣い帳専用にし、自分で両方をつける場合は、紙かアプリかを分けて使い分けるのがおすすめです。


