ハンガーに衣類をかけたままで使用できる「衣類スチーマー」アイロン台を使わずにあらゆる衣類のシワケアができ、他にも様々なメリットがあります。
今回は、注目のおすすめ衣類スチーマーとメリットや選び方について紹介します。
衣類スチーマーとは?
衣類スチーマーは、ハンガーに掛けたままシワを伸ばすことができる家電用品で、シワ伸ばしだけでなく除菌・消臭も出来る優れものです。
衣類スチーマーとアイロンの違いは、使い方とシワの伸ばし方にあります。
スチームアイロンは衣類をハンガーにかけたまま手入れが可能する事が出来ます。
アイロン台なしでハンガーに掛けたままアイロンがけができるため、収納スペースを節約できる上に素早く衣類を整えることが出来る優れものです。
年々、デザイン性や機能性が高くなっており、強力なスチーマーでシワを一瞬にして伸ばせるタイプ、持ち運び便利なコードレスタイプなど様々な衣類スチーマーがリリースされています。
大手家電メーカーからパナソニックや日立、ティファールなど、それぞれ独自の特徴を持った衣類スチーマーがリリースされており、注目を集めています。
衣類スチーマーのメリットは?
衣類スチーマーの最大のメリットは、手軽に素早くアイロンがけできることです。
その他にも、下記の様なメリットがあります。
- アイロン掛けの準備が時短できる
- 除菌や消臭ができる
- ニットやフリル等の柔らかい生地のシワがとれる
- カーペットやソファーの掃除にも利用できる
衣類スチーマーが忙しい現代人に注目される理由はメリットを見れば一目瞭然です!
衣類スチーマーの4つのメリットを詳しく解説します。
アイロン掛けの準備が時短できる
衣類スチーマーの最大のメリットは、ハンガーに掛けたままスチームが出る手軽さにあります。
ワイシャツやブラウスなどをハンガーにかけたまま、衣類スチーマーを当てるだけで、簡単にアイロンがけができます。
アイロン台を収納場所から出してきてアイロン掛けの準備をする必要がありません。
アイロン掛けの準備や片付けに数十分もかかる事ありませんか?
アイロンを開始するまでの準備が短縮できる事で驚くほどの時間短縮になります。
アイロン台がなくても衣類スチーマーは強力スチーマーによってシワをしっかり伸ばす事ができます。
衣類スチーマーはアイロン台が要らないので、アイロン台を収納するスペースを用意する必要がありません。部屋が狭い人でも、スペースを確保することなく、手軽にアイロンがけで事も嬉しいメリットです。
除菌や消臭ができる
たっぷりのスチーマーを衣類の生地に当てることで、シワを伸ばすだけではなく、除菌や消臭効果も得られます。
着用頻度が高いワイシャツなどは、特に雑菌や臭いが気になりますが、衣類スチーマーで匂い対策ができる事やマスクや肌着などの除菌も行うことが出来るので、花粉やダニ由来のアレル物質を抑制できる事は衣類スチーマーの大きなメリットです。
ニットやフリル等の柔らかい生地のシワがとれる
衣類スチーマーは普段洗濯やアイロンがかけにくい素材や衣類にも利用する事が出来ます。
ニット・セーター、フリルといった素材のしわ伸ばしにも利用でき、ジャケットやコート等の洗濯しにくい衣類も脱臭雑菌が可能で清潔に保つ事ができます。
カーペットやソファーの掃除にも利用できる
衣類スチーマーは、衣類のシワを取り除くだけでなく、ソファー、カーペットの表面を消毒、油汚れ、灰や埃を取り除く等に利用する事が出来ます。
本格的な専門的な衣類スチーマーよりは劣りますが日々のお手入れとして利用するのであれば十分なポテンシャルがあります。
衣類スチーマーの選び方
衣類スチーマーには、様々なタイプがあるので、利用シーンやアイロンがけしたい衣類の素材、求める仕上がりに合わせて選ぶのがベストです。
おすすめの衣類スチーマーの中から、お気に入りを選び出すためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
ここで、衣類スチーマーの選び方のポイントを解説しますね。
重さとタンクの容量チェック
衣類スチーマーは、片手でもって使用するので、重さがかなり重要なポイントになります。
機能性が高い衣類スチーマーでも、重量があると使いにくいのでおすすめできません。
一方、タンクの容量によってスチーマーの噴射時間が左右されます。
つまり、タンクの容量が少なければスチーマーの噴射時間が短く、容量が多いとして今の噴射時間が長くなるのですね。
そのため、衣類スチーマーの用途に合わせて、重量とタンクの容量のバランスを見ながら、最適なものを選ぶとよいでしょう。
スチームの量
スチーム噴射のためのタンクの容量とは別に、スチームの量の確認も重要です。
おすすめの衣類スチーマーによって、スチームの噴射量や噴射範囲が違うので、アイロンがけをしたい衣類に最適なものを選びましょう。
スチーム量が少ないタイプ向きの衣類
スチーム量が少ないタイプは、記事にあまり負担を与えない特徴を持っています。
そのため、カシミヤやウール、シルクなどのデリケートな素材を使った衣類のアイロンがけに最適です。
スチーム量が多いタイプ向きの衣類
スチーム量が多いタイプは、強力なスチームでスピーディーにシワを伸ばすメリットを持っています。
そのため、スーツ、化学繊維を多く含むブラウス、ワイシャツなどのアイロン掛けに最適です。
立ち上がりの早さ
衣類スチーマーの電源を入れてからアイロンがけできる状態になるまでの立ち上がりの早さも、選び方のポイントになります。
衣類スチーマーをかける時間が短かったとしても、立ち上がりに時間がかかっていては、スピーディーにアイロンできません。
立ち上がり時間は、お勧めの衣類スチーマーによって様々です。早いものでは30秒ほどの商品もあるので、よく調べてから購入しましょう。
おすすめの衣類スチーマー
人気の衣類スチーマーの中でも、特におすすめの商品をご紹介します。
先ほどお話しした選び方のポイントをもとに、ぴったりな衣類スチーマーを選べるといいですね!
【日立】衣類スチーマーCSI-RX3-B


日立(HITACHI) 衣類スチーマーCSI-RX3-Bは、広範囲に噴射できるクロスラインスチームが最大の特徴です。
十字レイアウトの噴出口で、かけ面中央から幅広くスチームがあたります。上下、左右どちらに動かしても効率よくスチームがあたるので、本体を傾けることなく手首の負担を軽減します。
ボタンをワンプッシュで連続スチーム機能を搭載しております、一度ボタンを押すだけで1分間の連続放出ができます。
立ち上がりも約30秒と早く、コンパクトボディーで力を使わず上下や左右の動作でもスチームが噴射できるのがメリットです。
- 立ち上がり時間が約30秒
- ワンプッシュで1分間連続でスチームを放出
- 十字のレイアウトで広範囲にスチームを噴射できるクロスラインスチーム採用
- 上下、左右などのあらゆる方向に動かしても、効率的にスチームが噴射できる設計
- 付属のブラシアタッチメントを使えば、ホコリや糸くずを取りもできます
【パナソニック】衣類スチーマー NI-FS780


パナソニック(Panasonic) 衣類スチーマーNI-FS780は、立ち上がる時間がたったの19秒で電源を入れたらすぐ使う事ができるので、忙しい朝の時間でもスムーズに利用する事ができます。
スチームの段階調節により、上質素材の衣類へのダメージも軽減できます。軽量で女性でも扱いやすいのは魅力です。
- 立ち上がり時間が約12秒
- スチーム噴射力の段階がいくつかあり、用途と素材に合わせて切り替えられる
- どの方向でも使える360°スチームにより、簡単操作でシワが伸びる
- スチームの段階切り替え可能でデリケートな素材が傷みにくい
- 除菌、消臭効果あり
【ティファール】アクセススチーム プラス DT8100J0


ティファール(T-fal) 「アクセススチーム プラス」DT8100J0は、約20分の連続運転可能、きめ細かいパワースチームが衣類の奥にまで入り込み、シワをしっかり伸ばしてくれます。
ウイルスや菌は高温で死滅するため、ウイルス除去・除菌ケアにもなります。
帰宅後の布製マスクのケアや、乳幼児の衣類の仕上げ、肌に触れるのに洗濯が難しいものにもおすすめです。
付属のアタッチメントブラシで繊維の毛並みを整えながら風合いをリフレッシュできます。
- 約20分の連続運転可能
- 水タンクの取り外し可
- きめ細かくてパワフルなジェットスチームが狙ったシワを瞬時に伸ばす
- 立ち上がり約40秒
【ツインバード】SA-4097


ツインバード工業(TWINBIRD) ハンディーアイロン&スチーマー SA-4097は、アイロンとスチーマーの2Wayタイプで、フリーアングル設計により、楽々アイロンが可能が可能です。
フリーアングル設計なので、タテ、ヨコ、ナナメ。体勢が変わっても安定してスチーム掛けができます。
引用元:www.twinbird.jp
衣類をハンガーにかけたまま、シワ伸ばしや除菌・脱臭ができます。
幅広く配置されたスチーム噴出口から出るワイドスチームショットは広い範囲を一気にきれいにでき、毎朝の時短で仕上げたい人におすすめです。
- 従来型のアイロンとしても使える2Wayタイプ
- 約11cmのワイドなスチーム噴出口
- 6個のスチーム噴出口が縦に並んでおり、パワフルなスチームでスピーディにシワを伸ばす
- 毛ブラシと衣類ブラシの2種類のアタッチメントが付属
- 抗菌、防臭効果あり
衣類スチーマーの使い方
おすすめの衣類スチーマーをゲットしたら、使い方のコツを知って、さらに効率的にアイロンがけしたいですね!
ここで、衣類スチーマーの使い方のコツを2点をご紹介します。
なでるように使う
衣類スチーマーでアイロンがけをするときは、ハンガーにかけた衣類の端を軽く引っ張りながら、生地をなでるように使いましょう。
1カ所にだけ長時間当て続けたり、生地にアイロン部分を擦りつけたりすると、衣類を傷める原因になります。
洗濯マークの確認を!
衣類スチーマーを使う前に、衣類の洗濯マークを確認しましょう。
洗濯マークには、適切なアイロンの温度などが高・中・低の3段階により、記載されています。
- 高温は180℃まで
- 中温は150℃まで
- 低温は110℃まで
このような決まりがあるので、指示通りに温度を設定しましょう。
アイロンに×印がついたマークがある場合は、衣類スチーマーの使用はできません。
まとめ
洗濯して干しておくだけで、自然にシワが伸びる衣類が増えていますが、まだまだアイロン掛けが必要なものばかりです。
衣類にシワがあるだけでだらしなく見えてしまいますね。だからこそ、便利でおすすめな衣類スチーマーで、手軽なアイロン生活をおすすめしたいです!