今やスマホがあればなんでもできる時代ですが、タブレットがあればゲームや読書、映画鑑賞まで、より快適に楽しめます。「でもタブレットって高いんでしょ?」と思う方もいるかもしれません。
最近はタブレットの製品が増えており、価格も安くなっているため、以前より手軽に購入できるんですよ。
しかし、タブレットのスペックを確認しても、専門用語ばかりでわかりづらいですよね。
今回は、専門用語がわからない初心者さんでも選びやすいタブレット選びのポイントから、格安モデル、高品質モデルまでおすすめタブレットをご紹介します。
安くて使えるタブレット選び方
①OSをチェックする
数年前には5万円ほどしたタブレットですが、最近は色々なメーカーから販売されるようになり、価格も多様化しています。
中には、1万円台で買えるものもあり、タブレットユーザーがどんどん増えているんです。
スマホをよく使う人にこそ使ってほしいタブレットですが、主に三つの種類に分けられます。
- iPad
- Androidタブレット
- Windowsタブレット
タブレットに詳しくない方にとっては、どれも同じように見えますよね。
タブレットの種類は、ソフト、つまり内蔵されているOSによって決められ、それぞれメリットが異なります。
まずは、それぞれのメリットを押さえて自分好みのタブレットをイメージしましょう。
iPhoneユーザーはiPadが便利
iPadは、iPhoneと同じApple社が開発販売しているタブレットで、OSは「iOS」を搭載しています。
iPhoneと同じOSなので、iCloudを使えばスマホ内にあるデータ、またはタブレット内にあるデータをそれぞれ共有できます。
また、アプリ数も豊富でスマホとタブレットどちらでも使えるというメリットも。
筆者もiPhoneとiPadを合わせて持っていますが、データの移行に手間がかかりませんし、同じアプリが使えるので操作も楽チンでした!
AndroidスマホユーザーならAndroidタブレット
Androidタブレットは、グーグルが開発した「AndroidOS」が使われていますが、タブレット自体はグーグルに限らず、様々なメーカーから発売されています。
価格はiPadよりも比較的リーズナブルで、タブレットの種類も販売メーカーが多いので豊富にあり、タブレット選びに迷うかもしれません。
パソコンと同じように使いたいならWindowsタブレット
Windowsタブレットは、マイクロソフト社が手がけている「WindowsOS」を搭載したタブレットです。
他のタブレットと違い、パソコン寄りの性能なので、タブレットをパソコンのように使って作業したい方におすすめです。
例えば、文書を作ったり、画像や動画を自宅やオフィス以外の場所で作業したいなら、Windowsタブレットがあると便利ですよ。
②用途に合わせてサイズを選ぶ
タブレットの画面サイズは、大きく分けて二つの種類があります。
- 7〜8インチ:スマホよりちょっと大きいサイズ、持ちやすい
- 9〜10インチ:画面が大きくWebページや動画、書籍が見やすい
外で手軽に片手で操作したいなら、画面サイズが小さめの7〜8インチのタブレットがおすすめです。持ち歩きしやすくバッグに入れてもかさばりません。
動画や書籍をじっくり見たいなら、画面サイズが大きい9〜10インチが良いでしょう。
ただし、9〜10インチは片手で操作するには重く大きいので、持ち歩きするには大きめのバッグが必要になります。
筆者のiPadも画面が大きいモデルなので、両手で持つかスタンドに立てかけて操作していますが、画面の迫力や鮮明さはやっぱり大きい画面の方が優れていますね。
また、画面が大きいと外付けのキーボードを使えばノートパソコンのようにも使えて便利ですよ。
③SIMフリーとWi-Fiモデルの選び方
タブレットは、通信キャリアと契約して使うSIMフリーモデルとWi-Fiに繋いで使うWi-Fiモデルがあります。
SIMフリーはスマホのようにLTE通信で使えるため、Wi-Fiが繋がっていない場所でも使えますが、そのぶんコストがかかります。
Wi-Fiモデルは、Wi-Fiを繋げて使うモデルなので、常にWi-Fi環境が必要です。
しかし、元々携帯できるWi-Fiルーターを使っている人の場合は、タブレットと一緒にWi-Fiルーターも持っていれば問題ありません。コストもWi-Fiモデルの方がかかりにくいです。
Wi-Fiをすでに使っているなら、携帯ルーターとセットで使った方が良いでしょう。
筆者は、最初はソフトバンクと契約してiPadを使っていましたが、パソコン用にWi-Fiを自宅で使っていたため、キャリアを解約して今ではWi-Fiで繋いで使っています。
④ディスプレイの解像度をチェックする
特に動画鑑賞やゲームをするのが目的でタブレットを購入する人は、ディスプレイの解像度をしっかりチェックしてください。
解像度とは、画面の中にあるドットの数値のことで、ドット数値が高いほど画質が鮮明になります。
解像度が高いぶん価格も高くなりますが、フルHDや2Kなど高解像度なディスプレイのタブレットは、動画やゲーム、電子書籍までしっかりと映し出すので、クオリティ重視ならぜひ高解像度のモデルを選んでみてください。
⑤容量(ストレージ)も要チェック!
タブレット内にあるデータを保存する容量もチェックしましょう。特にゲームやアプリ、電子書籍をタブレットで楽しみたい方は要チェックです。
目安ですが、
- SNSやサイトの閲覧:8〜16GB
- アプリ、ゲームをすることが多い:32GB
- 電子書籍、アプリ、ゲーム、色々なことをする:64〜128GB
筆者は電子書籍をタブレットで読むのが主な目的なので、容量の多い64GBを選びました。
ただし、タブレットの価格は容量が大きくなると高くなります。
Androidタブレットなら、SDカードを使ってデータの保存もできるので、本体価格にあまりお金がかけられない場合はSDカード対応のものを選ぶと良いでしょう。
⑤メモリから操作速度をチェック
一度にいくつものアプリを使う場合、データ処理が追いつかないと動きが重くなり、サクサク操作できません。スムーズに操作できるかは、メモリの容量次第です。
メモリの容量は大きいほど一度にたくさんのデータを処理でき、サクサク快適に操作できます。
特にアプリやゲームを複数することが多いなら、メモリは4GBのものを選びましょう。サイト閲覧なら1GB、アプリやゲームはするけど数は多くないなら2GBでOKです。
1万円台で買える格安おすすめタブレット3選
1. Amazon Fireタブレット HD8
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:8インチ
・解像度:HDディスプレイ
・ストレージ:16GB
・メモリ:ー
・CPU:クアッドコア1.3GHz
・microSD:◯
[/box05]
アマゾンのタブレットは、一番高解像で画面が大きい10インチモデルでも1万円台で購入できる、リーズナブルなタブレットです。
OSが独自のFireOSなので、グーグルやAppleのアプリが使えないのが欠点ですが、アマゾンプライム会員なら持っていて損はしません。
アマゾンプライムビデオや、購入した電子書籍をKindleアプリを使って楽しめます。クアッドコアが高速なので、操作もストレスなく快適です。
動画鑑賞はアマゾンプライムビデオ派、電子書籍はKindleで購入することが多いという方にぴったりです。
2. HUAWEI MediaPad T5 RAM2GB/ROM16GB
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:10インチ
・解像度:1920×1200
・ストレージ:16GB
・メモリ:2GB
・CPU:HUAWEI Kirin 659 オクタコア
・microSD:◯
[/box05]
ファーウェイのメディアパッドは、1万円前後と格安ながら容量は16GBと多く、「デュアルバンドWi-Fiサポート」で安定した接続の元、タブレット操作できます。10インチなので片手で操作できるほどコンパクトで、携帯しやすく外でも操作しやすいです。
また、サイトやアプリを指定してアクセスを制限できます。持ち運びのしやすさとキッズ向けのアクセス制限が使えるため、ポケモンGOをプレイしたいお子様へのプレゼントにもおすすめです。
3. エイスース ZenPad 8.0 Wi-Fiモデル Z380M-BK16
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:8インチ
・解像度:1280×800
・ストレージ:16GB
・メモリ:2GB
・CPU:クアッドコア
・microSD:◯
[/box05]
映像の綺麗さで人気のASUSのAndroidタブレットは、動画や音楽をタブレットで楽しみたい方におすすめです。独自システムが鮮やかな映像を映し出し、8インチの画面サイズでも迫力のある映像を楽しめます。
また、サウンドシステムも優れており、イヤホンやヘッドホンで7.1チャンネルの高音質サウンドを体験できるため、音楽プレイヤーとしても優秀です。文字入力は日本語入力システムでストレスなく打てます。
機能性重視ならこだわりタブレットおすすめ5選
1. Lenovo TAB4 8 Plus Qualcomm APQ8053
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:8インチ
・解像度:1920×1200
・ストレージ:64GB
・メモリ:4GB
・CPU:APQ8053
・microSD:◯
[/box05]
薄さ7mm、軽さ300gとコンパクトながら、ストレージはたっぷり64GB、メモリは4GBと多くのデータを保存でき、操作もサクサク進みます。アプリやゲームをいくつもプレイする、という方におすすめです。
本体にはガラス素材を使っており、スタイリッシュなデザインと傷や汚れに強い耐久性を兼ね備えています。
2. Huawei MediaPad M3 Lite 10 wp
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:10.1インチ
・解像度:1920×1200
・ストレージ:32GB
・メモリ:3GB
・CPU:オクタコア
・microSD:◯
[/box05]
お風呂でタブレットを使いたいなら、防水性に優れたファーウェイのこちらのタブレットがおすすめです。
1メートルほどなら水中でも30分耐えられる耐水性の高さで、湯船に浸かりながらタブレットで動画や音楽、ゲームをして楽しめます。
フルセグ、ワンセグ対応なのでテレビ視聴もでき、キッチンで作業をしているときに傍に置いても楽しめるでしょう。
スピーカー性能も優れており、立体サラウンドの音響で音質の良い音楽を楽しめますよ。
3. Teclast タブレット 2イン1 Android&window10
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:9.7インチ
・解像度:2048×1536
・ストレージ:64GB
・メモリ:4GB
・CPU:Intel Cherry Trail X5-Z8350クアッドコア1.44GHz
・microSD:Micro USB
[/box05]
容量重視でタブレットを選ぶなら、Teclastのタブレットがおすすめです。
ストレージは64GBに加えて、外部ストレージが128GBまで対応しているため、容量が足りなくっても安心して使えます。
また、3Dゲームやスカイプなども利用でき、楽しみ方も自由自在です。
4. NEC LAVIE Tab E PC-TE508HAW
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:8インチ
・解像度:1280×800
・ストレージ:16GB
・メモリ:2GB
・CPU:クアッドコア
・microSD:◯
[/box05]
「外国製はちょっと不安」という方におすすめなのが、安心の日本製NECの8インチタブレットです。
独自のセキュリティー機能では、キッズ向けにネットやアプリの利用制限ができるので、家族で安全に使えます。
音質も臨場感のあるサウンドを楽しめ、液晶は斜めの角度からも見やすくなっているため、家族や友人と並んで映像や音楽を楽しむことも可能です。
5. NEC LAVIE Tab E PC-TE510HAW
[box05 title=”特徴”]
・画面サイズ:10.1インチ
・解像度:1920×1200
・ストレージ:16GB
・メモリ:3GB
・CPU:オクタコア
・microSD:◯
[/box05]
10.1インチと画面が大きく、マルチウィンドウに対応しているため、ノートパソコンのように使えるタブレットです。
文書を作成しつつ、資料を確認する、というような使い方もでき、ノートパソコンがわりに作業がスムーズに行えます。
セキュリティ機能には指紋認証を採用しており、ワンタッチでログイン、大事なデータも保護できる安心のクオリティです。
また、日本メーカーのタブレットなので、万が一故障やトラブルが起こったときもスムーズに対応してもらえます。
8インチタブレット同様、斜めからも見やすい液晶と高品質のサウンドシステムを使っているため、映像や音楽も十分楽しめますよ。
まとめ
タブレットは高価なイメージを持っている方が多いかもしれませんが、最近は安価なモデルも増え、手軽に購入できるようになってきています。
ネットの進化でスマホだけではなく、タブレットも使うことでますます便利にネットを利用できますよ。
色々な種類がありますが、今回ご紹介した選び方やおすすめ製品を参考に、自分にぴったりのタブレットを見つけてくださいね!